国産ムートン

えこりん村のひつじを国内の工場でムートンにしました。 型崩れしにくく、通気放湿性も抜群の為一年を通してお使いいただくことができます。 自然からうまれた美しい毛並み、温かさを感じてください。

えこりん村の春。

4月の北海道恵庭市えこりん村はマイナス２０℃を下回る極寒の冬を乗り越え春が訪れます。
羊たちは緑が戻りつつある放牧地を自由に走り回ります。
春はえこりん村にとって出産の時期。毎年５００頭近い新たな命が誕生するのです。
一度に生まれる子羊の数は、１から２頭多い時期には３頭も生まれるのです。
羊の成長は早く、うまれてから、間もなくすると自分の力で立ち上がろうとします。
４月に沢山の子羊が誕生し、１か月経つと早くも離乳し、牧草地で自由に生活しています。

仕分け作業中！

そして５月の毛刈りシーズンが到来します。
羊は寒さには弱くなく、暑さに弱い動物です。
北海道でも夏は３０℃を越える日も多く、羊は暖かい毛を纏っていたら、萎えてしまいます。
健康管理の面から夏が来る前に毛を刈って涼しい夏を迎えてもらいます。

これは、毛刈りを終えた羊毛をランク別に選別している『スカーティング』という作業です。

一枚に広げた『フリース』

化繊でできた『フリース』が一般的ですが、羊毛を毛刈りして一枚に繋がった状態も『フリース』と言います。部位によって毛質や手触りなどに違いがあり、えこりん村では、首の周りやわき腹あたりの羊毛をおもに使っています。

オーガニック認証

またえこりん村の牧草地はオーガニック認証を取らせて頂いてやっております。
この牧草を羊たちに与えその羊たちが大きくなって、お肉になり、出荷されていきます。
この牧草で育った、生の牧草を食べた羊はナチュラルな優しい味わいになって育っていきます。

えこりん村ではサイレージと言って程よく水分を含んだ、発酵した草を上げています。
水分は約３０％ぐらいです。ベストなのは一番草、一番最初にはえてくる草はやはり栄養価が高いです。
適切な時期を間違うと伸びすぎて、茎だらけの草になってしまうのでいつも天気予報と睨めっこで採草作業を行っています。
　
　

牧草地も化学肥料も農薬も使わない

生き物由来の堆肥、小樽ビールのビール粕をつかった液肥、バイオガスを発行させている過程で出てきた液肥を使用し、
北海道のホタテの貝殻を焼いて堆肥にしたものを使って、
羊の内側の肉用に羊を育てているので羊が健康的にすくすく大きくなれるような、
草を食べてもらえるような牧草づくりをしています。

この緑豊かなな日本の自然を活用して、何が出来るか、

きっともっともっとできることがあるはず

そんな気持ちで、この地で放牧羊を飼ってます。
この日本のこの豊かな自然環境のあるこの農地で、地球に、人にいい作物を、生産物を生産していきたいと思います。